先日「FNS チャリティキャンペーン2024」の活動報告会が岡山市のOHKで行われるというので参加してきました。
同キャンペーンはフジテレビをはじめとするFNS系列のテレビ局がユニセフを通じて、世界の子どもたちを支援しているもので、今年はネパールの子どもたちを支援しています。
現地での様子をめざまし8で放送をしていて、私はリアルタイムでは見なかったのですがTverで見ました。
そして番組が言いたいことはわかるんですが胸にもやもやが残りました。
テレビ番組は良くも悪くも広く影響するから、あの番組を見たら
「ネパールって貧しい国なんだ」
「地震のあとの復興も全然できてないんだ」
「だから募金をしなくちゃいけないんだ」
って考える人が多いと思います。
募金って善意ですることだから、する人は悪気なんて絶対ないと思うんだけど、支援って1回しただけで終わるなんてことはなくて、そうすると支援し続けることで支援する側は負担になるし、支援される側は支援されることに慣れてしまうという弊害が起きてきます。
「魚を与えるのではなく、魚を得る方法を教えよう」
これからの支援のありかたはまさしく魚を得るための方法を教えていくことだと思うのです。
そして一緒に報告会に行ったネパール人のBさん。FBにこんな文章を載せていました。
本日、ネパール関係者の皆様、お忙しい中集まっていただきありがとうございました。
FNSチャリティーキャンペーンで今年51番目の国、なんとネパール取材広告ということで、僕も参加することができました。
ネパールはとっても小さな国、そして山国であることを皆様方が認識だと思います。
今回、フジテレビアナウンサー倉田さんにネパールをご紹介していただきました。ネパールはほんの2年前にまだ大地震に会ったことをご存知だと思います。今回FNSチャリティキャンペーン 2024でネパールの小さな村ジャザルコートを取材さしていただいたことを心から感謝いたしま す。
今回の取材報告僕は勝手に思うんですが、今回の取材報告少し残念だなと思いました。なぜなら、ネパールの印象を私たちにとっては第一の財産でございます。もちろんネパールは貧しいところをたくさんありますが、でもとっても良いところもたくさんあります。もう少しネパールのことを勉強していただきて暗い話だけじゃなく、明るいネパールのことも関係者の皆さんにして欲しかったなと思います。
映像の中では、遠いところからお水を運ぶ村人の事と震災後、政府の対応が良くなかったというこ とおっしゃってました。でも私はそれは違うのか なと思いました。村のところに水道の黒色パイプ とかも映ってたので、おそらくそれが水道のパイプだと思います。
私は思うんですが、最後にもうちょっと今度こういう感じで行きましょうと言うのまとめがあった方がいいんじゃないかなと思いました。
ネパール人にとっては、暗い話だけは失礼だなと思います。日本の方はどう思いますか?