11月23日、「おかやまESDフォーラム2024」に出席しました。
早いものでESDおかやまアワードも今年で10周年。この度は70か国から260件以上の応募があったということで、そんな激戦を勝ち抜いて栄えある栄光に輝いたのはペルーとイギリスの団体でした。
ペルーの団体「アマゾン・フォーエバー」は、アマゾンの保全に取り組む教育プログラムを開発し、特に子どもたちにアマゾンや自然環境につながりが持てるような活動をしており、その手段として絵本やアニメなどを媒体としているということでした。だからなのか、代表として岡山に来られたマヌーさんは始終にこにこ顔。受賞のスピーチでも触れていたけれど、本人は日本の漫画やアニメのファンということで、その日本に活動が認められ、しかも受賞式に参加するために来日することになり、感慨無量の様子でした。
片やイギリスの団体「グローバル・ゴールズ・センター」は古いデパートを再生して移民・貧困・教育など地域のニーズに関わる革新的なコミュニテイ作りをしている点が評価されての受賞でした。
今回来日をしたクリスさんは教職から転向、こちらの活動に専念しているということでした。自身もジンバブエの移民組なんだとか。
今後多文化共生社会になっていく日本にも同じような場所が必要になっていくのかもしれません。
わが身を振り返るとダフェプロジェクトとして「ESDおかやまアワード岡山地域賞」を受賞させていただいたのが、2017年。あの時と比べると活動の内容は随分と変わったけれど、ネパールとの関わりという大きなくくりはかわらず、しつこく継続できているのは意味のあることなのかも。
個人的にはゴールが見えなくて苦しいんだけどね。